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2024年7月

  • Sohaku
  • 2024年7月16日
  • 読了時間: 4分

蒸し暑い毎日が続きます

間も無く梅雨明けでしょうか

夏休み前、最後の稽古は、葉蓋水指を使っての稽古となります

運びだし薄茶点前ですので、一番基本の点前です

お茶会に向けて、いくつか確認しながらお稽古していただければと思います。


〜お点前の確認〜


①水指の運び出し


両手の指を揃え、小指が水指の底に当たるようにし、膝前へ。持ち方は、水指の上が、胸の高さ、両手の伸ばし方は、膝前とする。

位置が決まったら立ち上がる。

置く際は、常の位置に据えられるように見計らって、座る。


水指の据え方は、8世は、非常に厳しく、「奈落の底に届くように置け」と口伝している。これから始まる点前は、この水指の位置で、すべての道具の位置が定まるので、ただ置くだけでは軽率であり、しっかりと据えて、前後左右の寸法をとくと見定めて、手を離すのである。これを奈落の底に届くようにと形容したのであろうと思われるとのこと。


据えたらば、客付きの手を少し残すように、両手を引く。同時に両手を引くのは見苦しい、すべて点前中、両手で持ったものから、手を離す場合はこのように致す。



②柄杓の扱い方


⚫️建水より柄杓を外して蓋置に置くかたち

a. 建水の外側の柄杓の柄を左手で合を伏せたまま左膝の前に突き出すようにする。

b. 合を起こしかけると同時に右手を左手の上に被せるように右手に移す。この時、柄杓の柄は、左太腿の中間に構えること。

c. 右手で合を上向にして置く。この時、合が蓋置につくのと柄杓の切りどめが畳につくのと同時になるようにする。


⚫️鏡柄杓の構え方

a. 右手で節のすぐ下とり、左手へ移し右手を柄杓の切りどめまで引いて止まる。この時、左太腿の中間に柄がくるようにすること。

b. 左手そのままで、右手右膝へおく。これを鏡柄杓(婦人が手鏡にて顔を映すかたちで、合の部分が鏡と心得ること)に構えるという。

※左手のかたち

柄杓の節下の皮付きの方に親指を当て他の四本の指は、裏側の三角の部分に指先が鞘に入った枝豆のように揃え、親指は、そらしても曲げてもいけない。

そして手首は、内側に傾けても外側へ反ってもならず、腕先と平行にすることとの口伝です。


⚫️改柄杓のかたち

a. 鏡柄杓より、右手の親指が左手のひらに入るようにして、右手を左手の上に被せるように当て、合は上を向いたまま合を左にする。その時、自然と、合は、自分の方に向くことになる。

b. 左手そのままで、右手で、柄杓の節の右側を軽く持ち、左手そのままで、右手を柄杓の切りどめまで引く。この時、柄杓の合と切りどめは水平になるようにする。

c. 左手そのままで、右手の親指を、柄杓の皮目の方に、他の四本の指を身の方に当て、親指と人差し指の付け根の上に切りどめが出るようにし、そのまま、右手を柄杓の柄に沿って節下まで戻す。

d. 左手そのままで、両手の指があったらば、両指を縮める

e. 右手指を縮めたままで、柄杓を持ち左手は左膝におき、合を横にしたまま、釜の口の中央より釜にいれる。柄杓の合は、空の場合は、必ず横にして扱うこと。

f. 釜に入ると同時に右手の指を伸ばす。この時、左手は、左膝より徐々に左膝頭の方へ滑る。

g. 柄杓を釜へ入れたらば、合を釜の底で、上に向け、合いっぱいに湯を汲む。尚、柄杓を釜へ入れると同時に、左手は、徐々に滑らして、釜の底につくと同時に、膝頭で止める。(これは風炉の時)

h. 柄杓をあげる時は、この反対にする。この時、入れる時と戻す時の速度は同じ。

i. 柄杓の合に、いっぱいに湯を汲んだら、釜の口の中央から出して、真っ直ぐに下ろして、茶碗の縁スレスレに持ってくる。

j. そのまま、湯を入れる。この時、湯を茶碗に入れながら、てくびを少しあげる、ただし、その直径より高く上げてはいけない。


〜お知らせ お願い〜


①家元からのお中元返礼の品物を必ず、お持ち帰りいただくようお願いいたします。

入会時にお知らせしていますように、盆、暮れ、家元への中元、歳暮をお願いしております。申し訳ございませんが、ご理解の程、お願い申し上げます。


②陶芸会

参加費用、8千円は、一日目にお持ちくださいとのことです。

参加表をご確認いただき、お間違えのないようにお越しください


③お茶会券について

すでに規定の枚数お渡ししております。その枚数に関しては、一枚9千円と、なります。

茶券代金は、稽古の際にお持ちくださるか、所定の口座にお振り込みくださいますようお願いします。

水屋料は、当日、家元へ直接お渡しいただくものですので、お間違えのないようになさってください。


追加のお茶券は、一枚10000円となります。少しでも多くの方にご参加いただけますよう、皆様のご協力をお願いします。


④9月以降の稽古

参加予定表にご記入ください



夏本番、これから、さらにお暑い毎日が続きますが、くれぐれもご自愛くださり楽しい夏をお過ごしくださいませ

 
 
 

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